整備士として～ 高校編 4 ～

ホーネットを買ったベアー少年。

次第に疑問が浮かんできたんです。

何故、アクセルを捻ると動くんだろう？

何故、ブレーキレバーを握ると止まるんだろう？

高校2年生のベアー少年はとっても不思議。

そんなとき、事件が起きます。

公道での初の転倒です。

今から思えばしょーもない転倒ですが、ベアー少年にとっては一大事！

すぐさま買ったお店に連絡し、見てもらう為にバイク屋さんに行きました。

損傷は大したことがなく、定番のレバー曲がりとペダル曲がり、あとはヘッドライトリムの傷とタンク凹み、ホーネットはタンクが張り出している為、転倒で即タンク凹みます。

タンクは凹み、ベアー少年の気分も大凹み。

構造や整備に興味があったベアー少年、それまで自動車整備士資格の存在も知りませんし、なる方法も知りませんでした。

ネットで何でも調べられる時代ではありません。

このときオートバイを見てくれた整備士の方に整備士になる方法を聞きました。

このとき初めて整備士になる専門学校があって、整備士資格があることを知りました。

暫くした別の日、バイク用品店でお話を伺った方に偶然お会いし、一緒にご飯を食べに連れって行ってもらい、オートバイの構造や整備士の事をいろいろ教えてもらい、この方とはこのあと何年も付き合っていくことになります。