整備士として~ 高校編 2 ~
自動車学校に入るまで原チャリすら運転したことがなかったベアー。
ベアーが運転した初の人力以外の乗り物は教習車のCB400K
あの時代、ベアーの地元で16歳で中免取りにくるやつなんて高校に行ってないヤンチャ小僧くらい。
自動車学校の先生もビックリしていました。
ところで、ベアーの高校は県立の工業高校。
もちろん、校則でバイクは禁止でした。
ただ、ベアーがラッキーだったのは担任の先生がモータースポーツ大好きだったこと。
車はMTのインプレッサにバイクはSR400を乗っていました。
部活でグラウンドをならすときに、トンボ(地方によって名前が違うのかな。グラウンド整備で使うT字型のやつ)をインプの後ろにロープで引っ張りながらケツ振って遊んでいた担任の先生。
何気なしに先生とバイクの話をしたときに免許の話になると先生
「校則よりも上の日本の憲法で16歳になったら免許取って良しと決まっとる。
免許取れば?」
的な言葉を方言で言われました。
16歳のベアー少年
「先生が言ったらアカンやーん( ̄▽ ̄;)」
ただ、この言葉でベアー少年の腹は決まりました。